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XNA

少々遅い話題になりますが、マイクロソフトがGDC2004にて次世代開発プラットフォーム「XNA」を発表しました。
詳しくはPC Watchの後藤弘茂さんのJ Allard氏へのインタビューにお任せするとして、僕の感想を書きます。

マイクロソフトは承知の通り、PC市場のOSでは独占的な支配力を持っており、これまでその独占手法に関して数えきれないほどの批判をされてきました。手法とはインターネットエクスプローラーをタダにしたり、OSとそのIEを統合したり、etc...。
マイクロソフトにとってこれは面倒な問題だったと思います。それに比べてゲーム業界ではハードウェアの独占に関して言えば、不問とされており、事実、今まで一つのメーカーのハードウェアがほぼ独占することになってるし、独占手法に関しては「何でもアリ」な状況であったと思います。ここにマイクロソフトがXNAでやろうとしていることが見えてくる気がします。

例えばUnreal Warfareエンジンを購入するとなると、少なくともUS$350,000が必要なワケで、上のインタビューでも、「もしXNAがタダだったら?」とさすがの戦略アイデアを語ってます。また、XBOX LiveをMSNメッセンジャーのようにハードが変わっても使い続けるようにしたいとも。

ここにマイクロソフトの真意があり、3つのデモは単にEyeCandyに過ぎないな、と思いました。

Posted by Motoyan at 06:45 PM on Mon, 05 April 2004


COMMENT

XNAの特徴として、開発費の削減と、少人数による開発体制の構築があげられます。

MSは、ゲーム業界でも確固たる地位を築くため、ゲーム開発会社を多く取り込みたいと考えているでしょう。ところが、ソフト開発にはお金がかかり、しかも面白いソフトが出来るかどうかは、ゲームシステムが完成してからでないとわかりません(実際にプレイしてみないと評価できない)。ゲーム開発会社としては、開発に見合った売上が見込めないハードへの開発は、しり込みしてしまうもの。もし、低コストで開発でき、しかも次世代、次々世代への移行がスムーズな統合環境があれば、どうでしょう?

少人数で開発させ、面白くなりそうだが、時間がかかりそうなタイトルは、次世代、次次世代のため開発を続けることができ、しかも開発コストは最小限に抑えられます。

MSのハードが普及するには、デザインや各国の市場や嗜好の調査、ゲーム開発会社への呼び込みなど、開発環境以外にも課題はありそうです。MSの動向にはこれからも目が離せませんね。


wakahana
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