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PS-XとHDDレコーダー市場

日本能率協会総合研究所(JMAR、本社:東京都港区)が2003年8月25日に発表したDVD&HDDレコーダーの消費者調査によると、未購入者の9割以上が購入したいという意向を持ち、一番人気はHDD内蔵DVDレコーダーだったそうです。そう、これってPS-Xの機能なんですよね。

PS2の成功の影にはDVD再生機能がついていたことがあると思うのですが、見事だったのはその発売時期。

他のデッキよりも断然安い(SONYブランドなのに)、最新ゲームができる、いまあるPSまで遊べちゃう、なんていう深夜の通信販売のごときお得感でVHSからDVDにしようか悩む消費者の背中を見事に押し、DVD市場を大きく切り開き、PS2もコンシューマ市場で圧倒的シェアを得ることに成功しました。そろそろほしいというマーケットの波を見事にキャッチしちゃったわけです。

で、PS-XでもHDD+DVDレコーダーで当然それを狙ってきますよね。それを裏付けるように今のHDDレコーダー市場ってSONYはあまりシェアを握ってないんです。現在のベスト3は松下電器産業が27.7%、パイオニアが22.6%、東芝が20.1%だそうです。

SONYはPS-Xで市場を開き、まずはそのハードの利便性を知ってもらうことを狙ってるんでしょう。知ってもらわなければ、様々な便利機能も謳い文句にはならないってことをSONYはよく知ってます。どういうものか知らないうちは他社と異なる利便性を上げたところで消費者の購入動機にはあまりならないのです。機能面の理由は少数にとどまっている購入者への調査結果がそれを物語っています。

マーケットを読み、波に合わせてしっかり開発を進めている部分はすばらしいですね。

ニュースソース/WPC ARENA 未購入者の9割がDVD&HDDレコーダーを「購入したい」--JMAR調査