日本のゲーム市場、マイナス18%
CESAがTGSで発表したデータを見ると、日本のゲーム市場が6130億円から5010億円に落ちてしまいました。
−18%!ゲーム産業で働いている5人の内の1人に影響しているはずです。5010億円というのは2002年のデータですので、2003年はもっとひどいんじゃないかなと思います。逆にオンライン市場の売り上げが300%上がって、60億円でした。まだまだ延びて行きそうなので、やっぱりゲームをオンラインにして儲かりましょうと言う案が出ています。問題は、その60億円はほほとんど全てFFXIの金額じゃないかと思う事です。今のオンラインゲームはまだまだ普通の自由市場にはなっていなく、中々入りにくいかと思えます。とりあえず支払い方法をもっとコンシューマ的にする必要があります。例えば、今日、2時間FFXIを遊んで、明日2時間信長の野望オンラインをやって、今度はStarwars Galaxiesもやりたいかもしれないんですが、その時全ての会社にそれぞれ1000円以上を払わないと行けない事になってしまいます。このシステムはだめです。
オンラインじゃなくて普通のゲームの売り上げが−18%になった事に関してですが、金曜日東京ゲームショーに行ってきたんですが、やっぱり目立った面白そうなソフトは少ししかありませんでした。がっかりしました。というか、一番日本では売り上げがだめなそのXboxのブースが一番色んなソフトを揃ってありました。もちろん海外のソフトが多かったけど、バラエティがありました。ソニーのGT4よりGotham2の方が綺麗でした。Gotham2は30フレームにしている代わりに、トラックのディテールが凄かった。(PS2はVRAMが少ないため、30フレームでハイレゾという画面の表示はしにくいです)
ソニーのブースは最悪でした。一応Eye Toyをやって見ましたが、20秒以内で飽きてしまった。プログラミング1%、マーケティング99%と言う感じでした。あと、もちろんGT4はきれいでしたが、ゲーム性が変わっていなかった(変えにくいでしょう)。オンラインになったのは確かに面白いけどオリジナリティはゼロです。
個人的にNamcoの塊魂が一番オリジナルな感じでした。というか、ゲームっぽくて気持ちよかった。