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PeerCastがついに製品化

フムフムで以前ご紹介したPeerCastを利用したP2P型インターネットラジオの受信端末が開発されました。

PeerCastではP2Pでデータを配信していくので配信用のサーバが不要になります。つまり、個人レベルでも簡単に配信側になることができるのです。今ざっと見ても80近いチャンネルが運営されていました。今後、PeerCastがもっとメジャーになれば、すごいチャンネル数になりそうですね。

匿名性もあるので、変わった放送をやることも可能です(あくまで自己責任の上で)。以前チェックしたときに自分の日常を放送している方がいました。いきなり母親に「ごはんよー」と呼ばれたり、階段を上がる音が聞こえたり、犬の鳴き声が聞こえたり・・・その予測できない実況中継にちょっとわくわくしました。もしかしたらマイクが入ったままだったのかもしれないですが。

また、各放送局のURLへのリンクがチャンネルについているので、感想やリクエストを出すこともできます。今流れている曲の情報を簡単にチェックすることもできます。HP上のリストの中からリアルタイムに曲のリクエストが可能なページまでありました。これをうまく使えば、外から自分で開設したチャンネルを聞いたり、曲を選ぶことも可能ですね。

今回の製品が発売されただけでは大きな変化はないと個人的には思っていますが、これが元でどこかの大手メーカーが注目しないかなとひそかな期待をしています。