Gaming Industry News, Views, Ideas and Fears

遊び放題レンタル

greggmanからこのリンクを送って頂きました。アメリカのレンタルチェーン店「Blockbuster」が、一ヶ月2000円支払えばゲームを自由に何度でもレンタル(借りられるのは同時に1つまで)してもいいシステムを考えました。今までのレンタルは1日や3日間だったので「味見」という感じでしたが、この新しいシステムを利用すればゲームを最後まで遊びきる事が十分可能です。そうして、ゲームが気にいっても実際に買いには行きません。Blockbusterはレンタル代をゲームを開発した会社に全く支払っていないから、だれが儲かっている?Blockbusterだけです。1つのゲームを複数の人に貸してて、その人数分が直接売り上げから引かれてしまいます。ゲーム産業が亡くなります。

レンタルや新しいゲームの中古を発売する店がゲーム産業を壊してしまうのがなんでもっと人に気づかれないでしょうか?

中古もそうですが、ゲームがどれぐらい遊ばれてもそのゲームの状態が劣化しないので、中古と新しいゲームの区別はありません。そうして、店で新しいゲームの隣に500円の安い中古ゲームが置かれていたら、もちろんユーザーは安い方を買ってしまう。その金額が店のポケットに入るので、ゲーム産業からその分が盗まれてしまうのは明らかです。車なら、中古だとその車の状態が落ちているので、新品の車を買うメリットが十分あります。ゲームはやっぱり違います、一人が2週間たっぷりゲームを遊んで、そうして中古で売って、もう一人が2週間遊んで、売って、もう一人が遊ぶというような状況が続くと売り上げが落ち、ゲームをもっと安く作らないといけない事になってしまいます。どうしたらいいでしょうか?