DIEC2005 ゲームデザイン・テクノロジーの今と未来
以前紹介したDIEC2005が、12月2日に立命館大学衣笠キャンパスで開催されました。豪華なスピーカーによる講演は、どれもタメになる内容です。(講演の内容については、さまざまなページで紹介されています。)中でも、Valveのロビン・ウォーカー氏による『Half-Life2』の講演は興味深く感じました。
現在のゲーム製作は、無限の変数を操る必要があり評価しづらい状況になっています。こうした問題を、Valveでは膨大なテストプレイによって解決します。(開発スタートから1ヶ月後には、テストプレイを開始したそうです。)スライドでは、調整によって変化していくマップを確認できました。
また、MODコミュニティーに関する話も聞くことができました。Valveでは、ゲームを拡張するためのSDKをwikiで公開しています。(ページ)そのため、膨大な数の拡張が行われ、成功しているMODの観察・リリースが容易にできます。
こうした開発アプローチなど、うまく取り入れることができればと思います。(当日使用された資料や関連リンク集は、こちらにアップされています。)それにしても、レボリューションに隠された秘密が気になりますね。