きみとぼくと立体。
3月26日にWiiWareで『きみとぼくと立体。』の配信が開始されました。こちらは、飯野賢治さんの9年ぶりとなる家庭用ゲーム機タイトルとなります。配信前から復帰されることについては、ご自身のブログでも書かれていたので、果たしてどんなゲームなんだろうと興味を持っていました。(任天堂からの販売という点もおもしろいです。)
本作はニンゲと呼ばれるキャラクターをキューブ上に投げてバランスをとるゲームです。一見すると以前の作風と違うイメージでしたが、遊んでみると似たような感覚があります。Wiiリモコンを振ると振動とともにニンゲが生まれ、遊び手はそのニンゲをテレビに向かって投げるだけという仕組みが、こっち(現実)の世界とあっち(仮想)の世界がつながっているような錯覚を生んでいます。(難しいと思いますが……)投げる場所をカーソルを使わずに決めることができれば、よりその感覚が増すのではないでしょうか。このほんのり新しいゲーム性に好印象を持つことができます。
(後半ステージはわかりませんが)前半ステージは、適当に投げているだけでもサクサク進めることができるので、自分が投げたことで右往左往するニンゲを微笑ましく眺めたり、なす術もなく落下していくニンゲを見て「残酷なゲームだなあ」と思ったりしながら遊ぶことができます。興味を持たれた方は、1,000Wiiポイントなので是非購入してみてください。まだ2人では遊んでいないので、子供と一緒にちょっとずつ遊んでいこうと思います。(うまく息を合わせることができるか心配です……。)