Gaming Industry News, Views, Ideas and Fears

先日、平成17年文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表されました。その中に面白い作品があったので紹介致します。アート部門大賞を受賞した『Khronos Projector』です。(作品は、SIGGRAPH 2005にも出展されています。)

作品の映像は、こちらで見ることができます。映像が映し出されたスクリーンに触れると、押したぶんの奥行きが時間軸となり、映像がリアルタイムタイムで変化します。まるで自分が時間を操っているような感覚はとても面白そうです。パソコンでも実現可能らしいので、この技術を利用したゲームが現れるかもしれませんね。(個人的には、任天堂のコンソールで遊んでみたいです。)...

以前紹介したDIEC2005が、12月2日に立命館大学衣笠キャンパスで開催されました。豪華なスピーカーによる講演は、どれもタメになる内容です。(講演の内容については、さまざまなページで紹介されています。)中でも、Valveのロビン・ウォーカー氏による『Half-Life2』の講演は興味深く感じました。

現在のゲーム製作は、無限の変数を操る必要があり評価しづらい状況になっています。こうした問題を、Valveでは膨大なテストプレイによって解決します。(開発スタートから1ヶ月後には、テストプレイを開始したそうです。)スライドでは、調整によって変化していくマップを確認できました。

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